南町に暮らして 26 年、二人の息子はまさに地域に育てていただきました。保育園時代の我が子はほんとうに愛おしかった。寝返り、立つ、歩く、話す、すべての動きが、昨日より今日、そして明日へと成長を見せてくれていました。三小に上がると二人とも武蔵野ウイングスサッカークラブに所属しサッカーを始めました。次男は 0 年生から参加していました。そこには、たくさんの仲間がいて、楽しそうにサッカーに取り組み、時に厳しく競い合い成長する姿を見せてくれました。夏休みには近所の公園で、長男と私は一緒に朝練をするようになりました。いつの間にか次男が参加するようになりました。次男の友達も一緒にやりたい!と提案が来て、仲間が増えました。このように、夏休みの朝練は長男と私の二人で始まった活動でした。近くの公園はとても小さく、住宅地に囲まれていましたから、次男の友達が参加することになってから舞台を三角公園に移すことになり、そしてもうすぐ 20 年を迎えることになります。
 三中に進むと、兄弟二人は当たり前のようにサッカー部に入部しました。見知った仲間、先輩に加え、本宿、梧桐(四小)から集まってきた仲間が増えました。小学校時代に別のチームに所属して競い合っていた選手が、今度は仲間として活動をする。選手たちはとても柔軟にそのことを楽しんでいるように見えました。毎日、早朝から朝練に出かけ、夕方も部活としての練習を楽しみ、熱心に取り組んでいた様子でした。かなり走り込んでいたと思います。体付きが変わり、逞しくなっていきました。
 

「子供たちが出会わせてくれた」