初の一般質問
2019年6月10日(月)記念すべき日となりました。生涯でたったの1回の「初の一般質問」をしました。
防災を中心とした危機管理とリスクマネージメントのこと、合意(コンセンサス)の形成のこと、この2つを取り上げました。危機管理については、100を超えるマニュアルを作成し、定期的な訓練も行っているとのこと、さらに充実していくことを期待する一方、防災訓練などへの市民参加については市長より「多くの市民の皆様が参加しております」との回答を得ましたが、私としては感心が高いとは感じていないとのコメントをし、各地域では自主防災組織による訓練を実施しているも、なかなか参加者が増えないという悩みがある実態を伝え、引き続き行政の尽力を望むと伝えました。
コンセンサス形成については、市長より「情報の共有と対話が重要」とのコメントがありました。私の質問では、
①南町駅前広場整備の件
②自動車、公共交通への自動運転の導入の件
③一小における学童保育施設増設に際し、グランドへの影響の件
④保育施策、特に南町での新保育園建設の件
⑤ごみ収集のルール変更の件
⑥女子大通り拡幅の件
以上、6点を取り上げました。個々に現状認識を問い、それぞれに回答がありましたが、どれも丁寧に説明をし、検討をしながら進めるといった通り一遍の回答に終始しており、具体性に欠いているとの印象でしたが、一小のグランドへの影響については、やや詳細の説明を引き出すことができ、今後の設計において配慮されることと思います。注視して参ります。
南町の保育園新設問題について、協定の締結については認識しているとのことでしたが、一部の近接住民とのみ協定を締結することについては検討が必要との回答でしたので、今後、さらなるアクションを取る必要があると感じました。
質問の最後に「本日取り上げた全てのテーマには、コンセンサスの形成において、課題が残されているとの認識である」ことを伝え、引き続き、住民の声に耳を傾けることを要望しました。南町保育園増設に関する説明、女子大通り拡幅に関する説明の両方に、市長はそれぞれ1回しか出席していないとの回答を得ましたので、今後、より緊密な対話が必要と指摘をしました。
質問については、事前に通告書を出します。通告書に記載してある内容が詳細であり、分かり易いと十分な回答を得ることができます。一方、項目のみ伝えてあると、回答内容は当然、薄くなります。一方、通告に対しては庁内で十分に検討を重ね、ものすごいスピードで市長が答弁をするので、これに対する追加質問をすることがとても難しいと感じました。市長の答弁が終わると同時に、議長がこちらを向きます。その後、数秒リアクションがないと、次の質問者に移ってしまいます。次回以降、追加質問、締めくくりのコメントについて、市長の回答を想定しながら、多様な準備をしておくことが重要と感じました。質問の題材は市民の皆様の近くにある材料、それは細かいことでもそれぞれに重要だと感じています。引き続き、皆様からのご意見を伺いたく、よろしくお願いいたします。
議会終了後、「ワクワク働く、スタディーアンドトーク」イベントを定期開催することを検討しています。皆様、是非、ご参加ください。簡単に言ってしまえば、大放談会です。まず、気軽にご意見を伺い、そこから我々ワクワク働くの議員がテーマ探しをしようというものです。