陥没事故の情報開示に関する陳情 討論の内容
陳受4第14号 吉祥寺本町2丁目4番先の道路陥没事故原因及び再発防止策を公表することに関する陳情に
ついて、ワクワクはたらくを代表し、不採択の立場で討論します。
様々な事案について、市民に対し適時適切に情報共有することが市に求められるのは、自治基本条例に
定められていることです。情報を求める市民としては、できるだけ速く、できるだけ多くの情報が欲し
いという気持ちになるのも自然なことです。
一方、このスピード感や情報量については多分に定性的な面があり、それを明確に定義することは困難
と思料します。日頃から、市は継続的に努力して頂いていると感じる一方で、市民の感覚とのずれがあ
るのかもしれないという考えもあります。行政の立場では、情報は正確で間違いがあってはいけないと
考え、完璧に仕上がるまで途中経過を見せることをしないことが多いのではないでしょうか。それも大
切な視点であると思いますが、途中途中で段階的に情報共有をしていくということも、必要な視点であ
ると考えます。
今回の陳情では、情報共有のタイミングを限定しており、これを行政に対して強制することはできない
と判断したため、不採択としましたが、その趣旨としての適時適切な情報共有により一層努めて頂きた
いと要望します。
