市議会での一般質問

12月3日から武蔵野市議会が開会しています。本日12月4日は第2日目。午後一番に一般質問に立ちましたので、その質問内容について掲載いたします。質問に関する速報ですので、後日、質疑の内容についてもご報告いたします。

件名 武蔵野市らしい教育並びに市民との合意形成等について
    (要 旨)
 6番ワクワクはたらくの宮代一利です。本日はよろしくお願いいたします。今回のテーマは武蔵野市らしい教育とコンセンサスです。

1 武蔵野市らしい教育について
 今回は教育の切り口で武蔵野市らしさを考えてみました。少子高齢化で社会構造が変わり、技術の進歩で生活が便利になる一方、労働の形が変わることが予測され、身につけるべき資質・能力も変化していきます。我々大人は子ども達のためにどんな社会を残し、その未来に向けて子ども達にどんな教育をしていく必要があるのでしょうか?

【質問1-1】「生きる力」を育む教育について
まず、第三期武蔵野市学校教育計画(仮称)中間まとめの基本理念にある「生きる力」について考えていきます。
① これからの時代に求められる資質・能力として
言語能力の育成、英語教育の充実を挙げていますが、
・読書活動、特に学校図書館について触れられています。IT社会が進歩、拡大していく現状において、子ども達は情報を得る時に紙の本や雑誌ではなく、ICTを活用するようになり、それが主流になるのではないでしょうか?IT社会と今後の図書館のあり方、読書活動についてご見解を伺います。
・2つ目に、英語教育の充実が挙げられています。小学校から外国語科が導入されることになりましたが、最も大切なことは英語を好きになることだと考えます。早期の英語教育着手はきっと有意義なのだろうと期待していますが、一方で英語アレルギーが早期に発症するリスクもあると考えます。英語を好きになるための教育とはどんな形と考えているか、ご見解を伺います。
・3つ目に、主要な取り組みとして「情報モラル教育の実施」「ICTを活用した授業の推進」が挙げられていますが、タブレットなどを積極的に持たせる授業を展開しつつ、どのように情報モラル教育を実施するのか、具体的な計画についてご説明をお願いいたします。
・4つ目はAI時代について考えて行きます。AIの進歩によって将来なくなってしまう職業ベスト〇〇のような記事をあちこちで見るようになりました。様々な理由と共に述べられていますが、未来のことですから真偽は分かりません。国立情報学研究所の新井紀子先生が、AI時代を生きるための「読解力」についてという発表をしています。
本日の朝刊各紙にPISAの結果が記載されています。今回の発表で日本は第15位に転落しています。
AIの最大の弱点の一つは読解力と言われています。将来の職業のライバルがAIだとすれば、新井先生の主張する「中学を卒業するまでに、中学校の教科書を読めるようにすることが公教育の最重要課題」は含蓄のある指摘だと考えます。この意見に対するご見解を伺います。
② 自信を高め、意欲を育む教育
教育計画の基本理念に「自信を高め、意欲を育む教育」を推進すると記載されています。この理念は大変重要と感じます。
・ところで、どのような手法により、自己肯定感、自己効力感を持てる子どもが育つ教育を実践するのか、その方策についてご説明をお願いいたします。
・千代田区立麹町中学校における定期考査の廃止等のチャレンジについて、保護者はもちろんですが、中学生、高校生の間でも話題になりました。もちろん、漠然と羨ましいという意見も多く聞かれましたが、こういったドラスティックな方策を武蔵野市で展開する考えはないのか、ご見解を伺います。

【質問1-2】多様性を生かす教育
① 公立学校の強み、武蔵野市らしい教育の魅力
教育計画で言っている「公立学校の強みを生かし」とありますが、ここで言う強みとは具体的に何を指し、それをどう生かしていく計画か伺います。さらに、武蔵野市の市立学校における武蔵野市らしい教育について、これまでに取り組んで来たこと、これから、さらに取り組んでいこうと考えていることについて具体的な内容を伺います。
② セカンドスクールについて
小・中学校が連携したより効果的な宿泊体験活動のあり方を検討するとありますが、まず、これまでの活動に関する評価について伺います。続いて、連携、効果的なあり方について、新たな考え方を中心に今後の方向性について伺います。
③ 武蔵野市民科
第3回定例会においても取り上げましたが、武蔵野市民科については大変期待するところです。一方、実施に向けた学習計画の作成においては、先生たちへの負担増が懸念されます。先生たちへの負担がどの程度増えているのか、それを軽減するための教育委員会としての具体的方策について伺います。
④ プログラミング教育
11月22日に開催された研究報告会に参加しました。今回のプログラミング教育推進校における研究についての市の教育委員会の評価について伺います。また、市内の他の学校への今後の展開について伺います。

【質問1-3】学校に好循環を生み出す取組の充実
 これまでの質問の通り、武蔵野市民科、英語教育の充実、プログラミング教育の実施など、新しい教育の方向性が次々と示されています。先生たちは授業の準備、研修など、益々忙しくなることが予想されます。
① 働き方改革
このような背景において、ICT化による働き方改革の推進の具体的方策と、それにより期待される効果について伺います。
② 主体的・対話的で深い学びの実現に向けた教員研修
教育計画には「教員は授業改善に不断に取り組み、授業力を高めることが必要です」と記載されています。教員の授業力を高めるために、具体的にどんな研修を検討されているかについて伺います。
・学習指導要領の改訂で取り上げられ、また、プログラミング教育の報告会においても、東京理科大学渡辺雄貴准教授が「アクティブラーニング」について触れていましたが、武蔵野市の教育におけるこの考え方の位置づけについて伺います。
・我々の会派が開催した市民意見交換会で、心理師が活用している「アサーティブな指導」について話題に上がったこと、六長特別委員会においてもお伝えしました。アッサーションは教員が持つべき資質と考えますが、ご見解を伺います。
(・心理学者ミハイ・チクセントミハイの提唱する「フロー理論」について、見解を伺う)
第六期長期計画審査特別委員会で、副市長が蝶の話をし始めた瞬間、目を輝かせながら、熱く語っていたあれこそが、フロー状態と言えると思います。

【質問1-4】学校がプラットフォームとなる地域との協働体制の構築
① 学校・地域・保護者が目標を共有した学校協働体制の構築
教育計画P63にある「社会に開かれた教育課程」の理念とは何を示しているのか伺います。
② 学校の福祉的機能の充実
次に、CAP(Child Assault Prevention子どもへの暴力防止)プログラムをどのように評価しているか伺います。第三小学校でのCAP研修に参加したことがあり、大変有意義な取り組みと感じましたが、市内の学校ではその取り組みが定常化していないと聞いています。これまでの経緯や、今後の方針について伺います。

【質問1-5】未来を見据えた学校の整備
① 学校改築の計画的な推進(P65)
学校機能の多機能化や他の公共施設との複合化とは具体的に何を指しているのか伺います。
② 児童増・災害・老朽化に対応した学校施設の改修
良好な教育環境を確保するために必要な具体的な要素・項目について伺います。各年度で必要となる費用についてその規模と財政的裏付けについて伺います。
③ 学校の未来
以上、縷々質問させて頂きましたが、現在進行中の学校施設整備基本計画の策定において、前提となっている未来の学校像はどんなものなのか伺います。

2 市政におけるコンセンサスの形成について

【質問2-1】吉祥寺グランドデザイン
① 吉祥寺駅南口駅前広場整備
第3回定例会において、広場整備用地の取得がおおむねできた段階で事業化するとのご答弁を頂きましたが、用地取得の見込みと、広場整備の今後の予定について伺います。
② 民間事業者等とのコミュニケーション
広場整備に続き南口周辺の総合的な開発について検討が必要と考えますが、ステークホルダーとのコミュニケーションはどんな形で継続しているのか伺います。

【質問2-2】保育施策
① 待機児ゼロに向けた今後の見通しについて。
4月一斉入所申込1次受付が11 月 15 日に締め切られました。第3回定例会で市長より令和2年4月の段階で待機児童ゼロを目指しますとのご答弁を頂いておりますが、申し込みの状況と待機児童ゼロに向けた見込みについて伺います。
② 入所選考方法の変更について
第3回定例会で「入所選考方法の変更を予定している」とのご説明を頂きましたが、この内容について伺います。また、そのことにより待機児童ゼロにどのように寄与するのかについて伺います。
③ きらめき保育園の開園に向けた準備について
1月末竣工予定と聞いていますが、工事の進捗並びに、開園後の運営に関する意見交換の状況について伺います。

【質問2-3】外環の工事について
① 工事の進捗と市民と行政の関係
第3回定例会で「地元自治体として不安を払拭し、安全に工事を進めてもらうよう事業者に要請する立場にあると認識しております。」とのご答弁を頂きましたが、事業者への要請によって得られた回答、最近入手した情報などについて伺います。
② リスクマネジメントの実施状況
また、事業推進業者が実施しているリスクマネジメントの内容について再度伺います。(第3回定例会では工事の安全対策としてモニタリングを実施しているとのご答弁を頂いていますが、これは、安全に工事が進む前提での話であり、リスクマネジメントは事前に予測されるリスクについて検討をすることです。モニタリングをしているから安全であるという説明では、何が起こるか分からないと感じている市民の皆様の安心を手に入れることはできないと考えますが、いかがでしょうか?)

以上

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