すれ違い
9月19日から決算特別委員会が開会されています。24日は総務費と民生費に関する審議が行われました。保育園は民生費に分類されています。新南保育園の新設について、相次いで質疑が行われました。近接・近隣住民の皆様とのコンセンサスの形成について、信頼関係は醸成できているのか?という点が取り上げられます。
「9月19日に令和2年度のしおりが発行されましたが、その中で新南保育園の名称がきらめき保育園に正式決定されていました。このことは、近隣住民の皆様には事前説明していますか?
「事前の住民説明会で説明をしました。その際の資料には仮称となっていますが、正式に許可が下りるタイミングで仮称が取れて正式名称になることを伝えてあります。」
これか・・・と感じました。答弁の通り、きっと地元での説明会の折にこの話をしたのだと思います
。しかし、この説明を聞いて即座に流れを理解し、また、ずっと記憶しておくことができるのか?仮称となっていれば、きっと公募でもやって正式に決まるのだろうという想像も働くと思います。
今回の一連のディスカッションの中で「丁寧に、然るべき説明をします。」「一定の理解は得られたものと考えています。」といった答弁が続きますが、丁寧とは?一定の理解とは?とても難しいことだと再認識しました。
現在、きらめき保育園は建設工事が進んでいて、ある意味工事は順調です。しかし、完成すれば開園して、ずっと子どもたちが通って来ることになります。ご家族の皆様も送り迎えをします。そこには地域の住民の皆様がいます。その関係はずっと続くのです。地域に愛される市の施設となるためには、今から十分なコミュニケーションを取り、コンセンサスを形成し、信頼関係を醸成する。このことが重要と考えています。私にできることは何だろうか。まず、現場に足を運ぶこと。役所の担当の職員と話をすること。泥臭く活動していきたいと思っています。